どうも!
最近、映画鑑賞にハマっているそぅもんです!
映画、いいですよね!
私は昔、「映画なんて予告編だけで十分楽しめる」と思っていたのですが、最近になってようやく、2時間かけても映画を見たい!と思えるようになりました。
というのも、ここ2,3年の子育て期間で、現実逃避したくなる時があるんです。
結婚してから約5年、夫以外にもトキメキたいんです!(ちゃんと夫にもトキメいてますよ)
そんな気持ちを消化してくれるのが、私にとって『映画』だったというわけです。
しかも、レンタルなんてめんどくさいので、私はサッとみれるAmazonの『Fire TV Stick』を愛用しています。
テレビの裏に挿したところ。
埃はご愛嬌ということで(テヘッ
こういう風にHDMI端子に挿すだけで、たくさんのドラマや映画が見れるようになるんです!
まず私が現実逃避として選んだのが、数年前に話題だった『君の膵臓を食べたい(実写版)』でした。
映画を見る半年くらい前に、漫画版を始まりの部分だけ読んだのですが、なかなか面白そうだったので、映画を見ようと思い、amazonのFire TV Stickの電源をポチッ。
何を見ようか吟味中、目に飛び込んできたのが『君の膵臓を食べたい』でした。
『君の膵臓を食べたい』
このタイトル、目に飛び込んできますよね。
何も情報がない方から見たら「スプラッタ系!?」と勘違いされるかもしれません。
ですが、この作品は『学園恋愛(?)物語』です。
いやいや、学園もので「膵臓を食べたい」って(笑 という声も聞こえてきそうですが、この作品のストーリをざっくりまとめると…
☆ 主人公以外は誰も知らないが、ヒロインは膵臓の病気で余命あり。
☆ 誰かの膵臓を食べると、自分の膵臓がよくなるという迷信がある。
☆ ヒロインは自分の病気を知っているからと、主人公を「死ぬまでにしたいこと」に巻き込んでいく。
☆ ヒロインの膵臓はだんだん悪くなり入院するが、桜を見たいと主人公を旅行に誘う。
☆ 旅行当日の待ち合わせに、結局ヒロインは来ない。
ホントにざっくりまとめると、こういう流れです。
ほかにも、ヒロインの友達が絡んだ話などもありますが、そこは映画を見てのお楽しみということで。
『君の膵臓が食べたい』のレビュー
↓↓ここから【ネタバレあり】なので、ネタバレしたくない方は読まないでくださいね↓↓
映画のレビューなんておこがましいですが、映画を見たからには感想を聞いてほしい!
私は最初このお話は「膵臓が悪いんだし、どうせ余命で死ぬんだろう」と思っていました。
心が冷たすぎる。
お話が始まり、最初のうちは主人公がひょんなことから、ヒロインの病気や余命のこと知り、ヒロインの死ぬまでにやりたいことリストに巻き込まれていくという、ありがちなお話でした。
ただ、ありがちなお話でも、主人公とヒロインが二人だけで新幹線に乗って旅行に行くとか、ヒルトンホテルのスイートルームに泊まるとか、キラキラしていてすごく楽しそうでした。
こういうちょっとした場面に自分を重ねて、学生の頃の恋に想いを馳せて現実逃避ができるのは、私の中で高ポイントでした。
この物語は、大人になった主人公が母校の図書室の整理を任せるところから物語が動き出します。
主人公は高校生の頃、ヒロインと一緒に図書委員になったり、一緒にお出かけしたり、旅行したりします。
まぁ、見てて思いますよね。
これ、お互い好き同士ちゃうの!? と。
ただ、今の若い子は感覚が違うのでしょう。
お互い友達であり、恋愛の感情はほとんど描かれません。
(ヒロインがちょっとだけ主人公を好きなのかな?)
あとは、ヒロインの親友や元カレと一悶着あったり、ヒロインの病状が悪化して入院したりといろいろあります。
ここで思ったのは、ヒロインの元カレ!
高校生のくせにめっちゃしつこい!粘着質!ストーカー気質!!
ヒロインの家から出てきた主人公に超絡む!
私はこういう場面を見ると思っちゃうんですよ。
いくら相手を想っていても、選択したのは相手であり、そこは思い通りにならないこともある。と。
だから、自分の考えばかりを押し付ける人は苦手です。
ましてや、この元カレみたいに、相手(この場合は主人公とヒロイン)を尊重しない行動など、相手に嫌われるだけだと思うのです。
例え、大好きすぎて想いを断ち切れなくても、それは相手には関係ないことであり、自分でどうにか消化するものであると思うのです。
なので、このシーンはちょっとモヤモヤしました。
しばらくして、ヒロインは膵臓の病気が悪化し、入院を強いられます。
主人公がお見舞いに来るのですが、病気の悪化を悟られたくないため「検査入院だよ」といいます。
そんな健気なところがかわいいんですよね。
そんなヒロインは、もう6月だというのに「満開の桜を見たい!」と言い出します。
主人公はめんどくさがりながらも、この時期にも桜が満開の場所を探します。
ヒロインのおかげでできた友達と二人で、学校の図書館で6月に満開の桜がどこにあるのかを探します。
桜が満開の場所が北海道だったため、ヒロインと一時退院の時に旅行に行くことを計画し、主人公は待ち合わせ場所で待ちます。
膵臓が悪いヒロインは、主人公との旅行の待ち合わせ場所には現れません。
主人公は朝から夕方まで待ちますが、あきらめて帰る途中に目に飛び込んだビジョン。
そこでは、ヒロインが通り魔に刺されて死亡したというニュースが流れています。
ここであなたも思いましたよね!?
膵臓が原因で死ぬんちゃうかい! と。
まぁ、いい意味で裏切られていいラストだったと思います。
ヒロインが通り魔に襲われてなくなっちゃって、主人公はお通夜もお葬式も勇気が出ずいけません。
ただ、生前の約束だった「共病文庫は、私が死んだら読ませてあげる!」という言葉を思い出し、ヒロインのおうちまで取りに行きます。
そのまま時間が過ぎ、現在の時間になり、現役の高校生と一緒に図書室の整理をしているとき、高校生が落書きされたカードを持ってきます。
その落書きはヒロインがよく書いていたマークで、主人公はピンときます。
このカードの本に、何か秘密があるんじゃないか?
主人公は無我夢中でその本を探し、「本を探すのは宝探しみたいで楽しいほうがいい!」というヒロインの言葉を思い出し、本を探し出します。
その本には、高校生当時のヒロインが書いた手紙でした。
その手紙を見つて、主人公はずっと心に引っかかっていたことが解決します。
手紙はもう1通あり、それはヒロインの親友宛だったので、親友に届けてあげます。
親友はこの日、丁度結婚式だったので結婚式場までいき、そこで新郎に会います。
なんと、親友の結婚相手は当時図書館で満開の桜を探してくれた、主人公の唯一の友達だったのです。
ヒロインは、「親友は男を見る目がないからなぁ」と心配していましたが、ここはこの友達と結婚してよかったのでしょう。
これで、お話は終わります。
あとがき
日々の疲れから現実逃避をしようと選んだ映画。
そぅもん的評価は「う~ん…」でした。
ストーリーとしてはいいのでしょうが、病気の話って重たいし、高校生の甘酸っぱい青春は、見てるこっちがちょっと恥ずかしくなるので、現実逃避のための映画としては、ちょっと違いました。
ただ、あの頃のトキメキをもう一度!や、意味もなく泣きたい方は、一度見てみるといいかもしれません。
さぁ、次は何を見ようかな?
以上、そぅもんでした!
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